2018.06.03.　柴又100K　参戦記！

　今回も同様で、タイムには拘らずにその場その場でレース展開を判断して走ろうと考えていた。レース前のトレーニングの感じから9時間35分で走れれば充分だと思いながらスタートした。

【レース】

　6時30分のスタート時点から、日差しが強かった。暑くなることを覚悟して、気温が高くなる前に出来るだけ先まで進みたいと考え、やや速めのペースで走り出した。10km 過ぎて実力以上に飛ばし過ぎていると自覚しペースダウン、しかし、それ以降も実力以上のペースで走っていた。体感的にキツさが無かったのと練習で50km走を3回していたので、このペースでも50kmは問題無く走れると分かっていたが、これを100km続けることは明らかに無理だと言うコトも分かっていた。しかし、秘かに（？）”サロマ”で自己ベストを狙っているので、もしも、このペースで70km近くまで行けたら“サロマ”の目標タイムや想定ペースを上げてみようかと、試したくなったのだった。

　そして、50km手前のレストステーションまでは難無く走ることが出来た。

　レストステーションでは、汗を拭いたり、脇のワセリンを塗り直したり、補給したりして後半に備えたが、恐らく3～4分の滞在で長居はしなかった。

　コースへ進んで50kmを通過すると、4時間29分。レストステーションの滞在時間を入れてもサブ9ペースを切っていたが、実力以上に飛ばしているのは明らかだ。ここまでをこのペースで走ったことは何度かあったが、100kmで9時間ナンて切れる実力では無い。しかし、今回は今までの中で一番ダメージを感じずに50kmをこのペースで走ってこられたので、後半も極端にペースダウンせずにソコソコのペースを続けてみたが‥案の定、60kmでギブアップ。っと言うか、60km手前で左の腸脛靭帯に

　「キリッ！」

って感じに痛みを感じたのだ！

　「マズイ！」

　「まだ、40kmも残っているのに‥」

　体力的にはキツク無かったが、関節が悲鳴を上げ様としていたので自重。‥ペースダウン‥10km程、こわゴワと様子をみていたが‥ナンとか大丈夫そうだったので、70km辺りで知人の応援を受けてからは少しペースを上げた。

　「このまま最後まで‥」

っと、走り出したが‥それだけの実力は無かった。前半のハイペースも祟り、体力的にキツさが出てきた。

　ここでタイムを気にして計算をすると‥当初の目標「9時間35分」は難しそうだったので、確実に「サブ10」を目指すコトにした。

　「無理はしない！」

　気温も上がってきたのでダメージを大きくしない様に、歩きも入れて10時間を切るペースに切り替えた。残りの距離をカウントダウンしながら、「サブ10」を意識して時間を計算した。そして、ダメージを最小限にすることも‥

　「無理はしない！」

　さすがに疲れも出てきていたが、キツくならない様に心掛けていたので、辛さは無かった。そしてラスト10km、90kmを通過した。ここまで来ると、ナンとか少なめのダメージで、左の腸脛靭帯も心配なくフィニッシュ出来そうだと安心出来た。

　そして、体の状態を確認しながら走り、無事にフィニッシュ出来た。

　感謝！何かと悪い評判もある大会だが、走りやすいコースでしかも、公認コースの地元大会。貴重な大会なので、これからも応援し続けたいと思う。

　大会関係者の方々、応援してくださった方々には心からお礼申し上げます。

　有り難うございました。

　ダメージを大きくしない様に心掛けていたとは言え、100kmは楽では無かった。暑さもあったし、日差しに依るダメージと風に吹き続けられたダメージも有っただろう。

　今回のレースは“サロマ”に向けての収穫が多かった。実力を把握出来たのと、どのくらいのキツさで走ると、どの位でどうなるのかを体感出来た。また、補給のタイミングと量も実践的に練習出来た。

　6月24日の”サロマ湖100kmウルトラマラソン”では、自己ベストの9時間24分を更新し、

　「9時間20分切！」

を目指そうと思う。っと、宣言して終わりにしよう。

　では、さらばじゃ！”∖( `_´ ; ）

≪　完　≫

 明日の”柴又"！　＜ ＞　早起き！

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