4月16日(月）のコトでした。駅の階段を駆け降りた時に、左足首にチョッと痛みを感じました。大した痛みでは無かったし歩いていても大丈夫だったので気にしていませんでしたが、翌朝、17日（火）にジョグしようと走り出したら、やはり痛い。
「あれ？」
前日は足首の外側が痛かったのに、痛む部位が内側に変わっている!?
ナンだか良く分からないけど痛い‥まぁ、よくあるコトなので、そのままにしていたのですが‥チョッとした痛みなんだけどズルズルと尾を引いて‥今だ走れず。
(*´Д｀)
水曜日になってから（それまでホッタラカシにしていた程度の痛みだったのに‥）気にしてみてみました。それなりに知識があるので、自己診断でショパール関節の捻挫だと判断しました。
「ショパール関節」
聞き慣れない言葉だと思いますがどうでしょうか？
(・_・)"?"
簡単にいえ言えば、踵の骨（踵骨）の前方が接する関節面です。
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まぁ、傷めるコトは比較的少ない関節ですが、高所からの着地などで痛めるコトがある部位です。で、ワタクシが最初に感じた痛みは足首の外側（たぶん二分靭帯）、翌日は内側（図には無いけど、たぶん踵骨⇔舟状骨を結ぶ靭帯）が傷んだのも、この関節がグラついて（普段はホトンド動かない関節）前の骨との位置関係がコンマ数ミリずれたのか、瞬間的に前の骨と繋いでいる靭帯を伸ばしてしまったからでしょう。
↓↓↓ 痛みを感じるのは赤〇の辺りです ↓↓↓
痛んだり痛まなかったりですが、しばらくは気合を入れたレースが無いので、じっくり様子をみながら治したいと思います。
(´っ･ω･)っ
さてと、ここで皆さんに考えて頂きたいコトが有るのですが、この怪我がナゼ生じたのか？お分かりですか？
駅の階段を駆け降りた時に傷めたのですが‥普通に考えて、そんな程度で怪我する分けがないでしょ？
52歳ではありますが、トライアスリートでサブスリーランナーの足ですから、階段を降りた位の衝撃で捻挫するなんて!?ネェ‥
(。´･ω･)?
実は、この怪我は「使い過ぎ症候群（オーバーユース・シンドローム）」に依るものです。
ランニングで、「使い過ぎ」に依って生じる障害としては、「ランナーズ・ニー」と呼ばれる腸脛靭帯や足底腱膜炎、中足骨疲労骨折などが挙げられますが、大抵は
・段々と痛みが出てきて、段々と症状が増悪して行く
‥モノです。この場合、症状が軽いうちに適切な対応をすれば大事にはならずに済むのが普通です。
しかし、「使い過ぎ」に依る怪我でも違った形で発症するモノも有るのです。あまり知られていないと思うので、例え話を致しましょう。
先に挙げた
・段々と痛みが出てきて、段々と症状が増悪して行く
‥ってタイプは、例えれば、ロープを柱の角に擦りつけてギコギコしているようなモノ。ロープの繊維が一本一本切れて行き、段々と細くなり‥最後には完全に切れてしまう。このタイプは多くの方が知っている「使い過ぎ」による障害の発生の仕方でしょう。
もう一つ、恐らくあまり知られていないタイプは、金属疲労の様に生じる障害です。針金を同じ部位で何度も曲げ伸ばしを繰り返すと‥普通ならば折れるハズの無い力で、チョッと曲げただけで「ポキッ！」って折れますネ。そう、
・普通では怪我を起こさない外力が、一度かかっただけで突然発症したようにみえる
‥ってタイプ（実際は、前段階で微細な外力が蓄積していて生じている）。
これが今回ワタクシに起こった足首の痛みです。普通ならば階段を駆け降りた位ではコンな怪我はしませんが、その前段階で何度も何度も衝撃が加えられ、金属疲労を起こした様に、ショパール関節を繋いでいる靭帯にストレスがかかっていたんでしょう。
そりゃ～そうでしょう！4月15日の“かすみがうらマラソン”に備えてトレーニングしていたんだからねェ。
(=ﾟωﾟ)ﾉ
今回は、
「ナンか痛い！」
って、程度の怪我だったので、発症するまで気づけなかったのだと思いますが、金属疲労の様に突然発症するモノにも、予め異常を感じられるケースは有るでしょう。それを無視すると、脛骨の疲労骨折やら下腿三頭筋の完全断裂やら‥「障害」と言うよりも「傷害」と呼びたくなる怪我に繋がるので気をつけましょうネ。
(・_・)b!!
いずれにしても、常に自分の体の様子に耳を傾けていれば予防出来るのでしょうが‥疲労との区別が難しいですネ。
今日の東京は、4月だと言うのに27℃まで上がった様です!?
(("Σ"(＠_＠;)")))
体調管理には気をつけましょうネ。
では、さらばじゃ！”∖(^_^*)
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